ニコライ・フョードロフ(思想家)
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- | [ニコライ・フョードロフ]とは、膨大な百科全書的知識に基づいた、宗教的かつ科学的なその夢想的理念によって、ドストエフスキー、トルストイ、プラトーノフらにも多大なイマジネーションを与えた、19世紀末ロシアの「幻の思想家」。 | + | [[ニコライ・フョードロフ(思想家)|ニコライ・フョードロフ]]とは、膨大な百科全書的知識に基づいた、宗教的かつ科学的なその夢想的理念によって、ドストエフスキー、トルストイ、プラトーノフらにも多大なイマジネーションを与えた、19世紀末ロシアの「幻の思想家」。 |
== 人物伝 == | == 人物伝 == | ||
- | *[http://amazon.jp/o/ASIN/4167330156/isbn1-22 ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術] p264 | + | *[http://amazon.jp/o/ASIN/4167330156/isbn1-22 ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術] - p264 |
<blockquote>(ニコライ・フョードロフに-涼微註)最も大きな影響を受けた人々の中には、ドストエフスキー、トルストイの二大文豪をはじめ、ソロヴィヨフ、ゴーリキー、パステルナーク、マヤコフスキーなどの文人もいれば、ロケット科学の父といわれるツィオルコフスキーのような科学者もいる。 | <blockquote>(ニコライ・フョードロフに-涼微註)最も大きな影響を受けた人々の中には、ドストエフスキー、トルストイの二大文豪をはじめ、ソロヴィヨフ、ゴーリキー、パステルナーク、マヤコフスキーなどの文人もいれば、ロケット科学の父といわれるツィオルコフスキーのような科学者もいる。 | ||
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娯楽にはいっさい関心がなく、食べるものにも、着るものにも関心を持たなかった。物質的な満足は何ひとつ求めず、なけなしの給料も、すべて貧乏人にわかち与えてしまった。閲覧者がアドバイスを求めると、自分の知識を惜しみなく与え、午後三時の閉館時間になると、彼との会話を求めて、モスクワの有名無名の知識人が沢山集まってきた。フョードロフの部屋は高度に知的な談話サロンと化したが、彼はあまりそれに溺れることなく、すぐにまた自宅に帰っていった。こういう生活を毎日死ぬまでつづけたのである。</blockquote> | 娯楽にはいっさい関心がなく、食べるものにも、着るものにも関心を持たなかった。物質的な満足は何ひとつ求めず、なけなしの給料も、すべて貧乏人にわかち与えてしまった。閲覧者がアドバイスを求めると、自分の知識を惜しみなく与え、午後三時の閉館時間になると、彼との会話を求めて、モスクワの有名無名の知識人が沢山集まってきた。フョードロフの部屋は高度に知的な談話サロンと化したが、彼はあまりそれに溺れることなく、すぐにまた自宅に帰っていった。こういう生活を毎日死ぬまでつづけたのである。</blockquote> | ||
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+ | *[http://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%A4%D1%91%D0%B4%D0%BE%D1%80%D0%BE%D0%B2,_%D0%9D%D0%B8%D0%BA%D0%BE%D0%BB%D0%B0%D0%B9_%D0%A4%D1%91%D0%B4%D0%BE%D1%80%D0%BE%D0%B2%D0%B8%D1%87 Фёдоров, Николай Фёдорович — Википедия](露語) | ||
+ | *[http://en.wikipedia.org/wiki/Nikolai_Fyodorovich_Fyodorov Nikolai Fyodorovich Fyodorov - Wikipedia, the free encyclopedia](英語) | ||
+ | *[http://amazon.jp/o/ASIN/4891763647/isbn1-22 フョードロフ伝/スヴェトラーナ セミョーノヴァ (著), Svetlana Semyonova (原著), 安岡 治子 (翻訳), 亀山 郁夫 (翻訳)] | ||
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+ | [[category:人文・思想の人物]] | ||
+ | [[category:人文・思想]] |
2009年11月26日 (木) 14:44 時点における最新版
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