テレビは見てはいけない
出典: 涼ペディア
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日本はディベート文化の国ではないので、議論で相手を怒らせると喧嘩になってしまうのですが、アメリカでは相手を怒らせるのは、交渉においてよくあることなのです。実際に怒ったときはみなバカなことをしてしまいます。 | 日本はディベート文化の国ではないので、議論で相手を怒らせると喧嘩になってしまうのですが、アメリカでは相手を怒らせるのは、交渉においてよくあることなのです。実際に怒ったときはみなバカなことをしてしまいます。 | ||
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+ | == 情報空間における化粧 == | ||
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+ | p151 | ||
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+ | マニュアルに従ってそのとおりに行動しようと考えるのは、「情報空間における化粧」といえます。優美な立ち居ふるまいや話し方を心がけ、マナーに従って生きましょうというのは、自分を情報空間でメークアップして、ある決まった価値観に人よりも早くしっかりと適応しなければならないということです。 | ||
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+ | == 他人に信頼される条件 == | ||
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+ | p160 | ||
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+ | 他人に信頼されるための条件は、何よりも「本音で生きること」だと私は思っています。裏表のない、カッコつけない生き方がいちんばん信頼されます。多くの人はそれが分かっているはずなのですが、なぜか世間の体裁を気にしてしまう。 | ||
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+ | == 臨場感を感じる要素 == | ||
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+ | p172 | ||
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+ | 一つ目は「プレゼンス感」。プレゼンスとは、日本語でいえば「存在」という意味です。いかに現実にそこに存在しているように感じるか。その度合いが強ければ強いほど、臨場感は高まります。<br /> | ||
+ | 二つ目は「知的整合性」です。仮想世界においても、私たちが慣れ親しんでいる重力や慣性の法則といった基本的な力学法則や、物理空間の整合性が保たれている必要があります。<br /> | ||
+ | 三つめが「操作参加性」です。自分が働きかけることで対象となるものを動かしたり、影響を与えることができるかどうか。一方通行ではなく双方向であるかが大切な要素となります。 | ||
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== プログラミングが優れている人の特徴 == | == プログラミングが優れている人の特徴 == | ||
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p176 | p176 | ||
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- | 私は長年にわたってプログラム開発の会社を経営してきましたが、そこでこれまで雇ってきたプログラマーたちのなかには、精神科医から見れば「アスペルガー症候群」(高機能自閉症)と診断されるような人たちが大勢いました。 (中略) 私自身が採用した人たちのなかでも、プログラミングの知識と技術が天才的に優れている人ほど、そのような傾向が強かったです。 | + | 私は長年にわたってプログラム開発の会社を経営してきましたが、そこでこれまで雇ってきたプログラマーたちのなかには、精神科医から見れば「アスペルガー症候群」(高機能自閉症)と診断されるような人たちが大勢いました。 |
+ | <br />(中略)<br /> | ||
+ | 私自身が採用した人たちのなかでも、プログラミングの知識と技術が天才的に優れている人ほど、そのような傾向が強かったです。 | ||
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+ | == アスペルガーの内部世界 == | ||
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+ | p178 | ||
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+ | 現代では、逃げるわけではなく、あくまでも積極的に自分の内部世界を楽しむことが仕事においても私生活においても求められています。内面にある巨大な情報空間に対して臨場感が高いアスペルガー傾向の人たちは、外部世界に対して重要度が下がっているわけです。 | ||
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+ | == どんぐりの背くらべ == | ||
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+ | p178 | ||
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+ | 本物の資本主義を知らずに、小さな島国の中で、「アイツは貧乏だ」「自分は金持ちだ」と、どんぐりの背くらべにもかかわらず「差別」の意識が広まるのは、はたして健全なのでしょうか。 | ||
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2010年1月3日 (日) 07:46 時点における最新版
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