E・P・オダム

出典: 涼ペディア

オダム生態学について

ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術 - p132

「生態学」 彼の生態学は、生物と自然とのかかわりあいを、物質レベルできちんと化学的にとらえていくところからはじまります。そして、生態系の本質を知ろうと思ったら、地球を「自給自足している宇宙飛行体」と考えるところからはじめよ、というんです。そうすれば、その宇宙飛行体が「生産者、消費者、分解者および無機物質」という四つの基本的構成要素からできていることがわかるだろう、という。

要するに、地球上の生の営みは、無機質な物質環境の中で、生命の原料たる有機物が作られ、その相互作用によって生命体が生まれ、生命体は有機物を消費することで生命を存続させるが、やがて死ぬ、死ぬとその死体は大いなる自然の営みの中で分解され、また無機物質に戻っていく。そのようにして、止まることなくつづく生々流転の巨大サイクルがまわっていく。その巨大サイクルがまわっていく過程が、多くのデータをもとに、化学的に(物質循環)、またエネルギー的に(エネルギー循環)解明されていくわけです。

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