幸福

出典: 涼ペディア

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目次

幸福のメリット

その科学が成功を決める P14

二十五万人以上を対象にした何百件もの調査結果から、リュボミルスキーは幸福感の大きなメリットを発見した。幸福感は人を社交的にし、他人思いにさせる。自分と自分以外の人たちに対する愛情が強まり、問題解決能力が高まり、免疫システムも丈夫になる。その累積効果によって、人はよりよい人間関係を築き上げることができ、充実した人生を長く健康に送れるようになる。

収入と幸福感

その科学が成功を決める P15

そこで心理学者は、働いて富をえた人たちの収入と幸福感とも関係についても調べた。その一つが、社会心理学者デヴィッド・G・マイヤーズがおこなった大規模な調査だった。人びとに自分の幸福度を査定してもらい(「非常に不幸」から「非常に幸福」までの十段階で評価)、国民総生産(GNP)に照らし合わせてその国の平均的な幸福度を割り出したのだ。その結果、非常に貧しい国の人たちは富裕な国の人たちほどしあわせではないが、国家が適度なGNPを獲得した段階でその差はなくなることがわかった。給料と幸福との関係を調べた研究でも、同様なパターンが見られた。

幸福と遺伝

その科学が成功を決める P16

リュボルミルスキーの研究結果によると、あいにく人の幸福感のおよそ50パーセントは遺伝で決まっていて、変えることができないという。そして10パーセントは、急には変えられない環境(教育、収入、既婚者か独身者かなど)で決まる。だが、さいわい、残り40パーセントはあなたの日常的な行動や、あなたが自分や身の回りの人たちをどう受け止めるかによって変わってくる。

幸福と遺伝

その科学が成功を決める P27

心理学者のリーフ・ヴァン・ボーヴェンとトマス・ギロヴィッチは、はたして幸福はお金で買えるのか、お金は品物(最新流行のドレスやかっこいい携帯電話など)に使うほうがいいのか、経験(レストランでの食事、コンサート、休暇旅行など)に使うほうがいいのか調べた。
(中略)
するとどちらの調査でも、短期的・長期的な幸福感の両方で、体験を買うほうが品物を買うよりも人の気分を良くするという結果がでた。

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